Windows XPでもUSBカメラは使用可能です。
Windows XP PCのUSB2.0 / USB3.0ホストコントローラ・CPU性能によっては、
フレームレートが低い、カメラを認識しても画像を取得できない場合があります。
USB3.1ポートに接続しても使用できます。
ただ、カメラ自体はUSB3.0カメラのため、USB3.0での動作となります。
(USB3.1ポートに接続してもUSB3.0の性能を越えて高速動作させる事はできません)
USB拡張ボードには、
「USB1ポートを1USBホストコントローラーで制御」、
「USB2ポートを1USBホストコントローラーで制御」、
「USB4ポートを1USBホストコントローラーで制御」等、
様々な種類があります。
USBカメラへの電力供給、USBカメラからの画像の処理等から、
フル解像度、フルスピードでUSBカメラを使用する場合、
1カメラ – 1 USBホストコントローラとなる接続構成を推奨します。
4台接続の場合、”4ポート– 4USBホストコントローラ” ボード 1枚又は
”2ポート– 2USBホストコントローラー” ボード 2枚 の使用を推奨します。
USB3Vision カメラ以外のUSBカメラ(USB2.0、USB3.0カメラ)はStViewerを使用できません。
USB3Vision カメラであっても、PCのUSB3.0ホストコントローラーのドライバがインストールされていない場合、
カメラへの電源供給が十分でない場合、USBカメラを認識できません。
PCのUSB3.0ホストコントローラーのドライバが最新かデバイスマネージャー及び、
メーカーのサイトにて確認して下さい。
一部、6ピンからの外部電源入力推奨USB3Vision カメラがあります。
PCを使用して画像取り込みを行う場合とPCを使用せずモニターに直に接続し画像表示する場合で変わります。
PCを使用して画像取り込みを行う場合
取り込みボードレスで画像取り込みを行う場合
・GigE Vision
100mまでのケーブル長に対応できます。
・USB3 Vision
USBバスパワー利用の為、USBケーブル1本で使用可能です。
・USB2.0
USBバスパワー利用の為、USBケーブル1本で使用可能です。
取り込みボードを使用し、安定した画像取り込みを行う場合
・Camera Link
“低解像度・ハイスピード”から”高解像度・ハイスピード”までラインナップが豊富です。
・CoaXPress
同解像度のCamera Linkカメラに比べてハイスピードになります。
・Opt-C:Link
100mまでのケーブル長に対応できます。
PCを使用せずモニターに直に画像表示する場合
・HD-DVI
HDMIケーブルでモニターへのダイレクト出力が可能です。
・3G-SDI / HD-SDI
BNCケーブルでSDI入力対応のモニターへのダイレクト出力が可能です。
・TVフォーマット
BNCケーブルでモニターへのダイレクト出力が可能です。
PCに複数付属されているUSB3.0ポートへUSB3 Visionカメラを複数台接続している場合、
PC、USB3.0ホストコントローラーの性能によりフレームレート低下、カメラを認識しない等、
影響が出ることがあります。
USB3 Visionカメラの動作が不安定な場合、以下を確認して下さい。
・ホストコントローラーのドライバ確認
USB3 Visionカメラを接続しているUSBポートを制御しているUSB3.0ホストコントローラーのドライバが最新か
USB3.0ホストコントローラーのメーカーサイトにて確認して下さい。
・PCのUSB電源管理を確認
USBのセレクティブサスペンドの設定によっては、USBポートの電源が自動的に切れる場合があります。
省電力モードを“無効”に変更して下さい。
また、バスパワータイプのUSB3.0のハブを使用してUSB3 Visionカメラを複数台接続している場合、
ハブの性能によりフレームレート低下、カメラを認識しない等影響が出ることがあります。
ハブを使用して複数台のカメラを使用する場合、セルフパワータイプのUSB3.0ハブの利用を推奨します。
ハブの性能等は、ハブ提供メーカーにご確認下さい。
USB3 VisionカメラのパフォーマンスはUSB3.0ホストコントローラ(ドライバ含)の性能、
USBポートからの安定電源供給によって変わります。
USB3.0ホストコントローラー1個でUSB3 Visionカメラ1台の制御を行うように接続すると、
USB3 Visionカメラを安定して使用できます。
必要に応じてUSB3.0拡張ボード等でUSB3.0ホストコントローラーの数を増やして下さい。
USB3.0ポートが1個で、拡張ボード等の増設が難しい場合は、セルフパワーUSB3.0ハブを使用して下さい。
USB3.0ポートに接続されていることを確認して下さい。
USB3.0ポートが複数あるPCの場合、USB3.0ポートでも充電用の場合があり、
安定してフレームレートが取得できるUSB3.0ポートであることを確認の上、使用して下さい。
USB3.0ポートの仕様については、PCの仕様等で確認して下さい。
USB3.0ポートの見分け方は下記になります
・USB端子のコネクターが青い
・USB端子のロゴに「SS」と入っている
デバイスマネージャのユニバーサルシリアルバスコントローラにてPCがUSB3.0に対応しているか確認できます。
USB3.0の場合、”USB3.0″がコントローラー名に含まれます。
USB2.0の場合、”USB2.0”又は”USBエンハンスド”がコントローラー名に含まれます。
0.4M~20MのCMOS搭載USB3 Visionカメラをラインナップしています。
カメラ製品情報は下記を参照して下さい。
製品情報
* USB3 Visionカメラにはレンズ・ケーブルは含まれていません。
USBアクセサリページ、ケーブルメーカーまたはレンズメーカーホームページを参照し、選定して下さい。
USB3.0規格でのケーブル長規定は、3.0mまでですので3.0m以内のUSB3.0ケーブルを使用して下さい。
3.0m以上のUSB3.0ケーブルを使用する場合、ケーブルメーカーに確認し、
実使用環境で十分に確認を行って下さい。
デバイスマネージャーのユニバーサルシリアルバスコントローラで確認できます。
USB3.0の場合、”USB3.0″がコントローラー名に含まれます。
USB2.0の場合、”USB2.0”又は”USBエンハンスド”がコントローラー名に含まれます。