USB2.0カメラの設定保存はどのように行えますか?


StCamSWare、SDKを使用して設定をPCに保存できます。
USB2.0ボードカメラ(STC-SC/SB**USBモデル)ではカメラ内部のEEPROMに設定が保存できます。
また、USB2.0ボードカメラ(STC-SC/SB**USBモデル)には画素欠陥補正機能があり、
画素欠陥位置情報はEEPROMのみに保存できます。

以下の手順でStCamSWareを使用して保存できます。

■PCへの設定ファイル保存方法
1. StCamSWareを起動し、”オプション” → ”設定”を選択して下さい。
2. 設定画面の”保存”ボタンを選択して下さい。
3-1. 「この機種の初期設定ファイルとして保存しますか?」と表示され、「はい」を選択した場合、
       次回起動から、保存した設定が自動的に読み込まれてカメラが起動します。
       設定の自動読み込みが不要な場合、
       C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Sentech\StCamSWare内のStCamSWare.cfgを削除して下さい。

3-2. 「この機種の初期設定ファイルとして保存しますか?」と表示され、「いいえ」を
       選択した場合、「名前を付けて保存」画面にて、ファイル名、保存場所を指定し、
       カメラの設定ファイルの保存ができます。
       保存した設定を読み込む場合、設定画面の読込ボタンを選択後、対象のカメラ設定ファイルを選択して下さい。

■EEPROMへの保存方法
1. ”オプション” → ”設定”を選択して下さい。
2. 設定画面の、EEPROMタブを選択して下さい。
3. 下記項目がEEPROMへの保存・読込項目となります。
  ・Save[Standard]
     画素欠陥位置以外の情報がカメラのEEPROMへ保存されます。
  ・Save[Defect Pixel Position]
     画素欠陥位置の情報がカメラのEEPROMへ保存されます。
     新たに欠陥画素を補正した場合に位置情報を保存して下さい。
  ・Load[Standard]
     画素欠陥位置以外の情報がEEPROMから読み込まれカメラへ反映されます。
  ・Load[Defect Pixel Position]
     画素欠陥位置の情報がEEPROMから読み込まれカメラへ反映されます。
  ・Reset Factory Default
     カメラ設定ファイル、EEPROMへ初期値が反映されます。

次回起動から、EEPROMに保存した設定が自動的に読み込まれ、カメラが起動します。

EEPROMに設定を保存しても、カメラを起動する際にStCamSWare.cfgファイルが
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Sentech\StCamSWare
に存在すると、StCamSWare.cfgファイル設定の設定が自動的に読み込まれます。
EEPROMの設定でカメラ起動する場合、
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Sentech\StCamSWare にStCamSWare.cfgファイルが無い様に
して下さい。

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