国際画像機器展2025 出展内容レポート

この度は、2025年12月3日~5日に開催されました「国際画像機器展2025」にて、当社ブースへお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。
多くのお客様に当社ブースへお立ち寄りいただき、産業用カメラを活用した外観検査や生産ラインの改善やその自動化へのご関心の高さを実感する3日間となりました。
当社ブースでは以下の動態展示をさせていただきました。
その注目ポイントと実際に頂きましたお客様のお声を共有させていただきます。
■ 展示製品と注目ポイント
1. SWIRセンサ搭載LensConnect対応カメラ
*展示構成:カメラ+LensConnect+各照明
*照明とレンズ制御シーケンス
*レンズ制御の動作例
【注目ポイント】
• LensConnectをシームレスに制御、リモートでピント・絞り・焦点距離の調整が可能
• 長時間露光等により現れるランダムな画素欠陥を動的に補正、画質の劣化を軽減するダイナミック画素欠陥補正
• USB3 Vision、GigE Vision、CoaXPress、Camera Linkの主要産業用インターフェースを網羅する豊富な製品群
【お客様の反応】
• 波長により見え方が変わることが良く理解できた
• カメラ制御ソフトからレンズ制御ができるので、開発がラクになりそう
• 用途によりインターフェースを変更するので、選択肢が増えて助かる
2. 液体レンズ搭載 GVIF カメラ
*展示構成:GPUダイレクト接続と液体レンズ制御
*液体レンズによるフォーカス変更
*Fast AE on/offの比較
【注目ポイント】
• 最大4.8Gbps伝送帯域と高品位な通信品質
• フォーカス可変、0.1秒という高速応答性の液体レンズ搭載
• 高速かつコンティニュアスに最適なシャッタスピードを維持するFast AE機能
【お客様の反応】
• 液体レンズの仕組みと特徴が知りたい
• カメラが小型形状なので狭小スペースに設置できそう
• 明るさが変化するAGVなどに使えそう
3. 105MP CoaXPress カメラ
*展示構成
*マクロレンズによるテスト撮像した画像
・対象ワーク:25MP イメージセンサ
・使用レンズ:NIKKORシリーズ / f:105mm F2.8 x1 Fマウント マクロレンズ
【注目ポイント】
• 25MP比4倍の視野、タクトタイムの削減に寄与
• CoaXPress Over Fiber (COF)* による更なる高速化
• フレームレートを維持したままダイナミックレンジを拡大する1Shot-HDR機能
*開発中です。
【お客様の反応】
• 大変きれいな画像で高精細であることが分かった
• 高視野を確保し、かつ高速インターフェースを採用することでタクト削減につながることが理解できた
• テスト撮像した画像が欲しい
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