弊社にて接続検証を行ったPoEスイッチは下記ネットワーク機器メーカのスイッチとなります。
・NETGEAR
・パナソニックEWネットワークス株式会社
また、ネットワーク機器メーカにて接続検証を行ったPOEスイッチは下記になります。
〇メーカ
・パナソニックEWネットワークス株式会社
〇型式
・GA-ASシリーズ
・GA-MLシリーズ
本情報は、動作保証をするものではありません。
スイッチを使用する際は事前に実機での動作確認をお願いします。
スイッチに関するお問い合わせはネットワーク機器メーカへお願いします。
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Linuxのセキュリティにより、GigE Visionカメラの接続を遮断している可能性があります。
Linux用SDKをインストールした後、/opt/sentech/bin/setnetwork.sh *NIC名* を実行して、
以下の選択肢に「0」を入力して下さい。
※カメラ起動ごとに必要な設定となります。
In case that a GigE Camera is in different network and could not be detected, please try to alternate the setting:
(The setting will be applied to the configurations above)
0: no source validation
1: RFC3704 strict reverse path
2: RFC3704 loose reverse path (recommended)
3: Keep current setting (no changes)
Default [3] : 0
GigEカメラはフルフレームレート出力時、1秒に約1Gb程度の通信を行い続けるため、
ネットワーク使用率は高くなります。
フレームレートを下げることで、ネットワーク使用率は下がります。
下記仕様を満たすPoEハブの使用を推奨します
・9Kジャンボフレーム対応
・1000Mbp (1Gbps) 対応
※ PC – PoEハブ間は1Gbpsでの伝送となる為、接続台数や設定によっては、
フレームレートの制限やコマ落ち等が発生する場合があります。
下記の①または②の構成があります。
PoE対応構成でない場合、別途6ピンコネクタからの電源供給が必要となります。
①PC1台にカメラ1台接続
②PC1台にカメラ複数台接続
・スイッチングハブを使用する場合
メリット:
4ポート以上のスイッチングハブを使用し、カメラを4台以上使用する際、安価にシステムを構築できます。
スイッチングハブの設置場所によっては、スイッチングハブ-PC間のケーブル引き回しが簡単にできます。
デメリット:
スイッチングハブ-PC間の伝送帯域(1Gbps)により、フリーラン動作 / 高速トリガ動作 で
同時に使用できるカメラ台数もしくは、フレームレートに制限があります。
スイッチングハブ用の電源が必要となり、設置場所を考慮する必要があります。
・PCへ拡張ボードを取り付けた場合
メリット:
各ポートが独立しているボードの場合、複数台のカメラを接続しても各カメラを高フレームレートにて動作できます。
拡張ボードはPC内に取り付ける為、コンパクトな設計が可能です。
デメリット:
拡張ボードは最大4ポートのボードが多い為、カメラを5台以上使用する際は複数の拡張ボードが必要になります。
カメラ-PCの接続となる為、システム内のケーブルの引き回しが複雑になります。
ノートPCや拡張スロットルに制限があるPCでは対応出来ません。
ジャンボパケット設定は、デバイスマネージャー又はSentechSDKに含まれるStNICConfigソフトによって設定が
行えます。
以下、StNICConfigでのジャンボパケット設定方法となります。
1.「C:\Program Files\OMRON_SENTECH\v(バージョン)\SentechSDK\Application」のフォルダ内にある
StNICConfig_x64.exeを起動して下さい。
3. Network interface cardのコンボボックスをクリックしジャンボフレームに対応したネットワークアダプタを
選択して下さい。(今回は参考としてIntel® 82579LM Gigabit Network Connectionを選択する)
4. ジャンボパケットのコンボボックスをクリックしジャンボパケットを “9014バイト[9014]” に選択して下さい。
その後OKをクリックして下さい。
5. 設定変更後は電源ケーブルを抜き差ししてカメラを再起動して下さい。
6. カメラの再起動後、Stviewerを起動してフレームレート・転送データ量を確認して下さい。
ジャンボフレームは、ネットワーク転送単位のパケットサイズを 1500 bytes → 9 kbytes 等に増やし、
1フレームの画像転送に必要なパケット数を減らすことが出来き、転送効率の向上と処理の安定化を実現できます。
(ジャンボパケットも同義です)
例えば、GigE Visionカメラで 2,048 x 1,536 解像度 8bitデータを転送する場合、
1フレームあたり約25,165,000 bytesのデータとなります。
ジャンボフレーム無効時は、約16,780 パケット (25,165,000 / 1,500) 、
9 kbytesジャンボフレーム有効時は、約2,800 パケット (25,165,000 / 9,000) となり、
転送パケットを大幅に減らすことができます。
GigE Visionカメラを接続するネットワークカードが、9 kbytesジャンボフレームをサポートしている場合、
ジャンボフレームを有効に設定して使用することを推奨します。
Sentech SDK Packageを弊社より提供しています。
Sentech SDK Packageにはビューワーソフト(StViewer)が含まれます。
既にGigE Visionカメラを使用されている場合、eBUS SDK Package、StGigE-Packageも使用できます。
(GigE Vision Sシリーズのみ)
ソフトウェアは、ソフトウェアダウンロードよりダウンロードして下さい。
GigE Vision対応のVisionソフトウェアの使用も可能です。
Gigabit Ethernet対応のスイッチング・ハブを使用して複数台のGigE Visionカメラを接続している場合、
フリーラン動作等でGigE Visionカメラからのデータ合計量が1Gbpsを超えるとフレームレート低下、
カメラを認識しない等、影響が出ることがあります。
1台のスイッチングハブに複数のカメラを接続する場合、
フレームレートを下げる等、データ合計量を下げてご使用下さい。
GigE Visionカメラのパフォーマンスはネットワークボードの性能、設定によって変わります。
ネットワークポート1個でGigE Visionカメラ1台を接続するとGigE Visionカメラを安定して使用できます。
必要に応じて拡張ネットワークボードを増設して下さい。
PCに拡張ネットワークボードの追加や配線上のケーブル本数などに制約がある場合、
Gigabit Ethernet(1000BASE-T)対応のスイッチング・ハブを使用して下さい。
トリガ動作等でGigE Visionカメラからのデータ合計量が1Gbpsを超えない場合、
Gigabit Ethernet(1000BASE-T)対応のスイッチング・ハブを使用して下さい。
Gigabit Ethernet対応のスイッチング・ハブはメーカー・機種により性能が異なりますので、
実使用環境で確認して下さい。