下記設定にて、ゲイン・シャッタ設定を固定に設定できます。
・OSDでの設定手順
1. カメラにコントローラーを接続し、「MEMU」を選択して下さい。
2. OSD PAGE1の “ALC” を「OFF」に設定して下さい。
3. 固定ゲインは、OSD PAGE1の “AGC”を「FIXED」 に設定し、”GAIN” を設定して下さい。
4. 固定シャッタは、OSD PAGE1の “AEE” を「FIXED」 に設定し、”SHUTTER” を設定して下さい。
・通信ソフトでの設定手順
1. カメラに JIG-USB-HD を接続し、KPACtrlを起動して下さい。
2. “Read ALL” を選択しカメラ設定を読み出して下さい。
3. “DSP:Shutter/Gain” タブを選択して下さい。
4. ALCモードを “無効” に選択して下さい。
5. 固定ゲインは、ゲイン制御を「固定ゲイン」に設定し、「ゲイン」を設定して下さい。
6. 固定シャッタは、露光時間制御を「固定シャッター」に設定し、「露光時間」を設定して下さい。
コントローラ(RC-HD133)を使用したOSDによる設定変更が可能です。
モニターの画像上にカメラ設定が表示され、設定変更できます。
上下反転 / 左右反転 / 上下左右反転機能があります。
画像反転は、OSD及び、通信ソフト(KPACtrl)での設定が可能です。
・OSD
下記の手順で画像の反転が行えます。
1. カメラにコントローラーを接続し、「MEMU」を選択して下さい。
2. OSD PAGE5の “IMAGE OUTPUT” にて、「STANDARD」、「HV INVERSION」、「V INVERSION」、
「H INVERSION」のいずれかを用途に合わせて変更して下さい。
「STANDARD」: 通常表示
「HV INVERSION」:上下左右反転
「V INVERSION」:上下反転
「H INVERSION」:左右反転
・通信ソフト
下記の手順で画像の反転が行えます。
STC-HD853HDMI
1. カメラに JIG-USB-HD を接続し、KPACtrlを起動して下さい。
2. “Read ALL” を選択して下さい。
3. “DSP:Other” タブを選択して下さい。
4. 上下反転または左右反転をオンに設定すると、表示画像が反転します。
上下反転、左右反転の両方をオンに設定すると、表示画像が上下左右反転します。
DSP: 映像表示に関わる機能を制御します。
シャッタ、ゲイン、ホワイトバランス、色相、彩度、ラインマーカー、反転などを制御します。
DSP設定はプリセットとして最大8個の設定を個別に調整、保存できます。
uCOM: 通信やボタン設定など映像表示以外の機能を制御します。
プッシュボタン設定、ユーザー定義色、OSD文字サイズ、テストパターンなどを制御します。
uCOM設定は全DSPプリセット共通設定です。
コントローラを使用したOSD、または通信によりカメラ設定を出荷状態に戻すことができます。
・OSDによる設定
下記の手順で出荷状態の設定に戻すことができます。
1. カメラにコントローラーを接続し、「MEMU」を選択して下さい。
2. OSD PAGE6の “EEPROM” にて、「RESET」を選択すると、「Are You OK?」とされるので実行して下さい。
選択実行後、確認メッセージ (COMPLETE) が表示されます。
カメラの電源を再投入すると設定値が出荷状態の設定になります。
・通信ソフトによる設定
下記の手順で出荷状態の設定に戻すことができます。
1. カメラに JIG-USB-HD を接続し、KPACtrlを起動して下さい。
2. “Read ALL” を選択して下さい。
3. メニュー「Comm(C)」→ 「EEPROM Initialize」を選択して下さい。
4. 確認画面が出るため、”OK”を選択して下さい。
5. カメラの電源を再投入すると設定値が工場出荷時の設定になります。
4K/HDMIカメラにはラインマーカー機能があり、水平・垂直ラインマーカーを各4本ずつ表示できます。
ラインマーカー機能はOSD、制御ソフトの両方で設定できます。