カメラ設定の変更は、AutoFunctionsサンプルコードを参考にして下さい。
StViewerのNodeMap中に表示されているカメラ設定を選択すると、NodeMap下部に設定の詳細及び
サンプルコードが表示されますので合わせて参考にして下さい。
FrameStartTriggerサンプルコードは、カメラをトリガモードに設定し、フリーランモードに設定せず終了する為、
カメラがトリガモードのままとなり、トリガ信号の入力が無いと画像取得は行えません。
StViewerを使用してカメラを接続し、「Trigger Mode」をOffに設定することでフリーランモードに戻ります。
実際のプログラム内でカメラ設定を変更する場合、必要に応じてプログラム終了前にカメラ設定を戻すことを
推奨します。
USB3Visionカメラ、GigE VisionカメラはGenICam規格に準拠したカメラです。
GenICam準拠のSentech SDK、Sentech SDKに含まれるStViewerが共通SDK、共通ソフトウェアとなります。
SDKに含まれるビューワーソフトを使用し、カメラが正常に動作し、カメラ、使用環境に問題ないことを
確認して下さい。
カメラ、使用環境に問題ないことが確認できた場合、作成されたサンプルプログラムに起因した問題の
可能性があります。
参考にしたサンプルプログラム名、問題の詳細、エラー情報、開発環境等をまとめ、
技術サポートまでお問い合わせ下さい。
ホームページからダウンロードしたZipファイルを展開し、
32ビットWindowsの場合 ⇒ SentechSDK_Win32
64ビットWindowsの場合 ⇒ SentechSDK_x64 をインストールして下さい。
説明図はWindows7 64ビットのものです。
ダウンロードしたインストーラを実行します。
「Next」を選択します。
License Agreementを確認後、「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れ、「Next」を選択します。
以下の3つのインストールタイプから適切なインストールタイプを選択して
Sentech SDKをインストールして下さい。
・Typical
基本機能のインストールになります。
デモ用途、カメラの動作確認で使うアプリケーション(StViewer等)はインストールされますが、SDK関連のファイルはインストールされません。
・Custom
Custom ではインストールする項目を選択できます。
デフォルトでは「StApi development files(SDKファイル)」、「StApi Sample programs(サンプルプログラム)」が選択されていないため、「Typical」と同様にインストールとなります。
・Complete
アプリケーション(StViewer等)、SDK関連ファイル全てインストールします。
「Install」を選択します。
※ユーザアカウント制御画面、ドライバのインストール画面が出た場合は「はい」を選択して下さい。
インストールが完了しましたので「Finish」を選択して下さい。
インストール先フォルダを変更しなかった場合、
C:\Program Files\OMRON_SENTECH\SentechSDK のフォルダ内に
ファイルがコピーされます。
(32bitOSの場合 C:\Program Files (x86)\OMRON_SENTECH\SentechSDK)
「Complete」を選択した場合、Applicationフォルダ、Developmentフォルダが作成されます。
※ 「Typical」を選択した場合、Developmentフォルダは作成されず、SDK関連ファイルはインストールされません。
「Custom」を選択して「StApi development files(開発ファイル)」、
「StApi Sample programs(サンプルプログラム)」の両方をインストールしなかった場合、
Developmentフォルダは作成されず、SDK関連ファイルはインストールされませんが、
どちらかをインストールした場合、Developmentフォルダは作成され、SDK関連ファイルがインストールされます。