画像データの取得を開始するサンプルプログラム
「Grab」や「GrabCallback」を参考にして下さい。
Sentech SDK Packageインストール時にインストール先フォルダを変更しなかった場合、
サンプルプログラムの説明資料は
C:\Program Files\OMRON_SENTECH\SentechSDK\v(バージョン)\Development\Doc\StApi\StApi_Jpn.chm
としてコピーされます。
(Sentech SDK Packageのインストールは、「Complete」を選択してインストールして下さい。
「Complete」以外でインストールした場合、サンプルプログラム、説明資料等はインストールされません。)
カメラパラメータ(「露光時間」や「ゲイン」等)を調整するサンプルコードは、
StViewerで各機能を選択すると、「Node Map」下部に表示されますのであわせて参照下さい。
下記手順にて、1つのStViewerウィンドウで複数台のカメラ画像を取得できます。
(1)StViewer起動
(2)Device Selection画面にて、カメラ1を選択し「OK」を選択
(3)StViewerにて、File → Openを開き、カメラ2を選択し「OK」を選択
* カメラ3以降は、手順(3)を必要台数分繰り返して下さい。
(4)Stviewerにて、Windows → Tileを開き「Horizontal」または「Vertical」を選択
「Horizontal」・・・1つのStViewerウィンドウに複数台のカメラ画面が横に並びます
「Vertical」・・・・1つのStViewerウィンドウに複数台のカメラ画面が縦に並びます
・カメラ設定時の注意
1つのStViewerウィンドウにて複数台の画像を取得・確認することができますが、
カメラの設定はカメラごとに行う必要があります。
下記画面のように設定を行うカメラの設定タブを選択し、設定を行って下さい。
UserSetで保存される設定は、”Remote Device”のカメラ設定になります。
”Remote Device”以外の設定についてはUserSetには保存されません。
StViewerの”Remote Device”以外の設定は、使用の都度設定するか、
Sentech SDKを使用し、設定保存できるソフトウェアを作成し使用下さい。
対応しています。
Pythonのバージョンを確認の上、ソフトウェアダウンロードページよりダウンロードして下さい。
※Pythonを利用してカメラ制御を行うにはSentech SDKのインストールが必要となります。
使用しているPCに、v3.09以前のStCamSWareがインストールされている可能性があります。
v3.09以前のStCamSWareではStGenTL.ctiファイルのインストール先が、SentechSDKと異なるため、
両方をインストールした場合、古いバージョンのStGenTL.ctiファイルが使用されてしまい、
エラーが表示されます。
このメッセージが表示された場合は、StCamSWareをアンインストールし、
v3.10以降のStCamSWareを再インストールして下さい。
シャッタスピード(露光時間) の設定単位は、μs[マイクロ秒]です。
Sentech SDK Packageのインストーラーが入っているフォルダに日本語文字や全角文字があると
インストーラーが起動しません。
英語のフォルダ名に変更し、再度インストールを行って下さい。
カメラ上のLED状態 (ケーブルが接続されているコネクタのLEDが全て緑色に点灯または点滅しているか) を
確認して下さい。
CoaXPress画像入力ボードによっては、動作モード (1レーン、4レーン) によってファームウェアを
更新する必要があります。
適切なファームウェアが選択されていることをCoaXPress画像入力ボードメーカー提供ツールにて確認して下さい。
動画保存方式を設定して保存できます。
以下の手順で設定できます。
1. File → Start Recordingを選択して下さい。
2.Sentech SDK v1.1.2 Update4 以降のStViewerにて「Start Recording」選択すると、
「Generate multiple still image files?」というメッセージが表示されます。
「いいえ」を選択すると動画ファイルが保存されます。
3. 以下の各種設定を行い、Addを選択してファイル名を設定後、OKを選択して下さい。
4. 画像取得を開始し、動画が保存されることを確認して下さい。
各種設定
File Format | 画像保存フォーマット AVI1 → 最大ファイルサイズ 2GB AVI2 → 最大ファイルサイズ 1TB |
Compression | 圧縮方法 Motion JPEG → MPEGで圧縮 Uncompressed → 非圧縮 |
Quality Value | Motion JPEGで保存する時の動画品質 (最大100) |
Reserve Y | 出力画像のY軸 (縦) に対する反転 |
Frame Rate | 動画再生時のフレームレート数 |
Maximum Frame Count Per File | 1ファイルあたりの記録画像フレーム数 |
時間単位での保存設定は下記を参考にして下さい。
例: 30フレームレートで5分間の動画を取得する設定
File Format | AVI1 |
Compression | MPEG |
Quality Value | 50 |
Reserve Y | False |
Frame Rate | 30 |
Maximum Frame Count Per File | 9,000 |
動画取得時間は「Maximum Frame Count Per File / Frame Rate」にて計算できます。