FAQ

GigE Vision (Mシリーズ)

StViewerにてROIで解像度を下げたのですが、フレームレートが上がりません
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フレームレート設定、露光時間設定により、解像度を下げたにも関わらずフレームレートが得られていない
可能性があります。
露光時間は、1 / (フレームレート設定)秒以下の設定にする必要があります。

ROI機能使用時、下記の手順にてフレームレートを上げることが可能です。

1. 画像取得停止状態で、RemoteDevice → AcquisitionControl → AcquisitionFrameRate にて、
 目標のフレームレートを設定して下さい。
2. RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureMode にて、露光設定を “OFF” 又は “Timed” に
 設定して下さい。
 “Timed”に設定した場合、RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureTimeにて、
 露光時間を“1 / (フレームレート設定)秒” 以下で設定し、
 RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureAuto にて、自動露光設定を “OFF” に設定して下さい。
3. 画像取得を開始し、フレームレートを確認して下さい。

ROI機能使用時、横方向の解像度を下げてもフレームレートは変わりません。
フレームレートを上げたい場合、縦方向の解像度を下げてください。

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StViewerでGigE Visionカメラが表示されますが、OKボタンを選択できず、カメラが使用できません
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PCのネットワークカードとGigE Visionカメラが同一ネットワーク上に無い為、カメラが使用できません。
ネットワークカードとカメラのIPアドレスの確認、設定を行って下さい。
ネットワークカード (NIC) のIPアドレスは、Device Selection画面のInterface Information、
カメラのIPアドレスは、Device Selection画面のDevice Informationにて確認できます。

以下の手順で設定して下さい。

1. Device Selection画面にて、使用するカメラを選択し、左下のSetIP Addressボタンを選択して下さい。
2. Set IP Address画面が表示されますので、Device ConfigrationのIP Address、Subnet Mask を
  NIC ConfigrationのIP Address、Subnet Maskに合わせて設定してOKボタンを選択して下さい。
  IP Addressは、NIC ConfigrationのIP Addressの左3つの値と同様の値、
  4つ目の値はNIC Configration側のIP Addressと異なる値(1~254)を設定して下さい。
  Subnet Maskは、NIC ConfigrationのSubnet Maskと一致させて下さい。
3. Device Selection画面に戻り、OKボタンを選択して下さい。

下記の場合の設定方法

IP情報 / 各インタフェース NIC Configration Device Configration
IP Address 169.254.237.65 192.168.3.165
Subnet Mask 255.255.255.0 255.255.0.0

1. Device Selection画面にて、使用するカメラを選択し、左下のSetIP Address を選択して下さい。
2. Set IP Address画面が表示されますので、
    Device ConfigrationのIP Addressを169.254.237.50、Subnet Maskを255.255.255.0に設定し、
    OKボタンを選択して下さい。
3. Device Selection画面に戻りますので、OKボタンを選択して下さい。

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StViewerでGigE Visionカメラが表示されません
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PCのセキュリティソフトでGigE Visionカメラの接続を遮断している可能性があります。

セキュリティソフトの設定にて、以下の(1)または(2)を実施し、カメラが表示されるか確認して下さい。

(1)「カメラを接続しているNIC」のみ通信許可設定を一時的に行う
(2)セキュリティソフトの設定を一時的に無効にする


(1)設定中、通信許可を行ったNICにてインターネット接続やイントラネットへの接続等はお控え下さい。
(2)設定中、インターネット接続やイントラネットへの接続等はお控え下さい。

カメラ接続を行うPCでインターネット/イントラネット接続等が必要な場合、
セキュリティソフトの設定にて「カメラを接続しているNIC」のみ、
通信許可設定を行って下さい。

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カメラの設定を出荷状態 (初期状態) に戻す方法を教えて下さい
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USB3Vision、GigE Vision、CoaxPressカメラには設定の保存機能、設定の読込機能があります。
カメラに保存されるデータは以下の 2種類あります。
Default: 変更不可の出荷状態(初期状態)データ
UserSet: 変更可能なデータ

Defaultのデータを読み込むことで、カメラの設定は出荷状態(初期状態)となります。

(USB2.0, USB3.0, Camera Link, Opt-C:Link等のカメラはカメラ内部に出荷設定を保持していない為、
設定変更前に設定をファイルに保存し、設定を出荷状態に戻せるようにして下さい)

StViewerカメラの設定を出荷状態(初期状態)に戻す手順は以下になります。

1. 画像取得停止状態で、RemoteDevice → UserSetControl → UserSetSelector → “Default” を
    設定して下さい。
2. UserSetLoad の”Execute”ボタンが有効になりますので、”Execute”ボタンを選択すると出荷状態(初期状態) の
    データが読み込まれます。
3. 設定を保存する場合、RemoteDevice → UserSetControl → UserSetSelector にて
    UserSet1を選択して下さい。
    UserSetSave の”Execute”ボタンが有効になりますので、”Execute”ボタンを選択すると現在の設定が
    UserSet1に保存されます。

RemoteDevice → UserSetControl → UserSetDefaultを ”Default”に設定すると、
出荷状態(初期状態)でカメラが起動し、
RemoteDevice → UserSetControl → UserSetDefaultを ”UserSet1”に設定すると、
UserSet1に保存した設定でカメラが起動します。

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StViewerでフレームレートはどのように確認できますか?
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StViewer上で画像取得時にフレームレートと画像転送速度が画面の右下に表示されます。
XXX[fps] → フレームレート
XXX[Mbps] → 画像転送速度

右下にフレームレートと画像転送速度が表示されていない場合、
以下の方法でステータスバーの表示を有効にして下さい。

1. 画面左上のViewを選択して下さい。
2. Status Bar を選択して下さい。

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SDKを使用して作成したプログラムで画像取得が行えません
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SDKに含まれるビューワーソフトを使用し、カメラが正常に動作し、カメラ、使用環境に問題ないことを
確認して下さい。
カメラ、使用環境に問題ないことが確認できた場合、作成されたサンプルプログラムに起因した問題の
可能性があります。
参考にしたサンプルプログラム名、問題の詳細、エラー情報、開発環境等をまとめ、
技術サポートまでお問い合わせ下さい。

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GigE Visionカメラの画素フォーマットにあるPacked10, Packed12はどういったものですか?
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画像は8ビット単位で転送されるため、10ビットのデータ転送を行う場合、16ビット転送(6ビットは余剰分)となり、
6ビットのダミーデータを含みます。
12ビットの場合は16ビット転送データ中4ビットのダミーデータを含みます。
Packed機能を使用して16ビット転送データの余剰分を次画素データ転送に利用し、
総転送データが減少することにより、転送速度が向上し、フレームレートが上がります。

Packedでの48ビットデータ転送例

DeviceManager1

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ソフトウェアトリガとハードウェアトリガの違いは何ですか?
更新日:
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ソフトウェアトリガはソフトウェアコマンドによるトリガ動作、
ハードウェアトリガは外部I/Oコネクタから入力される外部機器からのトリガ信号によるトリガ動作となります。
(USB3Visionカメラ、GigE Visionカメラの場合、外部I/Oコネクタは6ピンコネクタとなります)

StViewerでは以下の手順にて、ソフトウェアトリガ・ハードウェアトリガの設定ができます。

1. 画像取得停止状態で、RemoteDevice → AcquisitionControl → TriggerMode → “ON” に
    設定して下さい。
2. トリガ機能をRemoteDevice → AcquisitionControl → TriggerSource にて
    “Software”, ”Hardware” を選択して下さい。
    カメラによっては、LineN (Nは0, 1, 2の任意の値) が選択できるものがあります。
    LineN: ハードウェアトリガ 外部I/OコネクタのN入力ピンから入力されるトリガ信号による
    トリガ動作となります。

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StViewerでのカメラへの設定保存、設定の読込方法を教えて下さい
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UserSet機能を使用して設定をカメラに保存・読込できます。
設定の保存・読込は画像取得を停止する必要があります。

・設定保存手順

1. 画像取得を停止した後、RemoteDevice → UserSetControl → UserSetSelectorにて
UserSet1を選択して下さい。
2. UserSetSave の”Execute”ボタンが有効になりますので、”Execute”ボタンを選択すると
現在の設定がUserSet1に保存されます。

Remote Device → User Set Control → UserSetDefaultを”UserSet1″に設定すると、
保存した設定でカメラが起動します。

・設定読込手順

1. 画像取得を停止した後、RemoteDevice → UserSetControl → UserSetSelectorにて
設定を読み込むUserSetを選択して下さい。
2. UserSetLoad の”Execute”ボタンを選択すると、選択したUserSetの設定が読み込まれます。

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Sentech SDK(v1.08以前)のインストール方法を教えて下さい
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ホームページからダウンロードしたZipファイルを展開し、
32ビットWindowsの場合 ⇒ SentechSDK_Win32
64ビットWindowsの場合 ⇒ SentechSDK_x64 をインストールして下さい。
説明図はWindows7 64ビットのものです。

ダウンロードしたインストーラを実行します。

DeviceManager1

「Next」を選択します。

DeviceManager1

License Agreementを確認後、「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れ、「Next」を選択します。

DeviceManager1

以下の3つのインストールタイプから適切なインストールタイプを選択して
Sentech SDKをインストールして下さい。

DeviceManager1

・Typical
基本機能のインストールになります。
デモ用途、カメラの動作確認で使うアプリケーション(StViewer等)はインストールされますが、SDK関連のファイルはインストールされません。

・Custom
Custom ではインストールする項目を選択できます。
デフォルトでは「StApi development files(SDKファイル)」、「StApi Sample programs(サンプルプログラム)」が選択されていないため、「Typical」と同様にインストールとなります。

DeviceManager1

・Complete
アプリケーション(StViewer等)、SDK関連ファイル全てインストールします。

「Install」を選択します。
※ユーザアカウント制御画面、ドライバのインストール画面が出た場合は「はい」を選択して下さい。

DeviceManager1

インストールが完了しましたので「Finish」を選択して下さい。

DeviceManager1

インストール先フォルダを変更しなかった場合、
C:\Program Files\OMRON_SENTECH\SentechSDK のフォルダ内に
ファイルがコピーされます。
(32bitOSの場合 C:\Program Files (x86)\OMRON_SENTECH\SentechSDK)
「Complete」を選択した場合、Applicationフォルダ、Developmentフォルダが作成されます。

DeviceManager1

※ 「Typical」を選択した場合、Developmentフォルダは作成されず、SDK関連ファイルはインストールされません。
「Custom」を選択して「StApi development files(開発ファイル)」、
「StApi Sample programs(サンプルプログラム)」の両方をインストールしなかった場合、
Developmentフォルダは作成されず、SDK関連ファイルはインストールされませんが、
どちらかをインストールした場合、Developmentフォルダは作成され、SDK関連ファイルがインストールされます。

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