■Sentech SDK Package v1.06以降を使用している場合
IP設定ソフトウェア「GigECameraIPConfig_VC120_Win32」を使用して、
固定IPアドレスに設定できます。
Sentech SDK Package v1.0.6以降のバージョンをインストールすると、
IP設定ソフトウェア「GigECameraIPConfig_VC120_Win32」がインストールされます。
インストール先フォルダを変更しなかった場合、C:\Program Files\OMRON_SENTECH\SentechSDK\v(バージョン)\Applicationのフォルダ内に実行ファイルがコピーされます。
以下の手順で10進数による固定IPアドレスを設定できます。
1. カメラを接続して「GigECameraIPConfig_VC120_Win32」を実行して下さい。
2. Device Selection画面が開くのでカメラを選択し、OKを押して下さい。
3. GigE Camera IP Configが開くので、右下の「PersistentIP」にチェックを入れて下さい。
4. IP address、Subnet maskを入力して下さい。
5.「DHCP」のチェックを外し、「Apply」を押してください。
6. 設定後、StViewerを実行し、Device Selection画面のDevice Configration側のIP Addressが設定した
IPアドレスになっていることを確認して下さい。
■Sentech SDK Package v1.05を使用の場合
IP設定ソフトウェア「GEVPersistentIPSettingUtility」を使用して、
固定IPアドレスに設定できます。
ソフトウェアは、弊社ホームページの、ソフトウェアダウンロード (サンプル) より
GigEConfigurationsPresistIPをダウンロードして下さい。
※ソフトウェアのダウンロードはアクセスキーが必要になります。
初回のみアクセスキーの取得をお願いします。
以下の手順で10進数による固定IPアドレスを設定できます。
1. カメラを接続して「GEVPersistentIPSettingUtility」を実行して下さい。
2. Selectを押すと、Device Selection画面が開くのでカメラを選択し、OKを押して下さい。
3. IP address、Subnet maskを入力し、右下の「PersistentIP」にチェックを入れて下さい。
4.「DHCP」のチェックを外し、「Apply」を押してください。
5. 設定後、GEVPersistentIPSettingUtility」を実行し、Selectを押して、Device Selection画面を開き、
Device InformationのIP Addressが設定したIPアドレスになっていることを確認して下さい。
■StGigE-PackageまたはeBUS SDKを使用の場合
StGigEPlayerまたはeBUSPlayerにより固定IPアドレスが設定できます。
以下の手順で固定IPアドレスを設定できます。
1. 「TransportLayerControl」-「GigE-Vision」-「GevCurrentIPConfigurationPersistentIP」を
「True」に設定
2. 「TransportLayerControl」-「GigE-Vision」-「GevPersistentIPAddress」に固定IPアドレスを、
「TransportLayerControl」-「GigE-Vision」-「GevPersistentSubnetMask」にサブネットマスクを
設定して下さい。
対応しています。
Pythonのバージョンを確認の上、ソフトウェアダウンロードページよりダウンロードして下さい。
※Pythonを利用してカメラ制御を行うにはSentech SDKのインストールが必要となります。
使用しているPCに、v3.09以前のStCamSWareがインストールされている可能性があります。
v3.09以前のStCamSWareではStGenTL.ctiファイルのインストール先が、SentechSDKと異なるため、
両方をインストールした場合、古いバージョンのStGenTL.ctiファイルが使用されてしまい、
エラーが表示されます。
このメッセージが表示された場合は、StCamSWareをアンインストールし、
v3.10以降のStCamSWareを再インストールして下さい。
下記の①または②の構成があります。
PoE対応構成でない場合、別途6ピンコネクタからの電源供給が必要となります。
①PC1台にカメラ1台接続
②PC1台にカメラ複数台接続
・スイッチングハブを使用する場合
メリット:
4ポート以上のスイッチングハブを使用し、カメラを4台以上使用する際、安価にシステムを構築できます。
スイッチングハブの設置場所によっては、スイッチングハブ-PC間のケーブル引き回しが簡単にできます。
デメリット:
スイッチングハブ-PC間の伝送帯域(1Gbps)により、フリーラン動作 / 高速トリガ動作 で
同時に使用できるカメラ台数もしくは、フレームレートに制限があります。
スイッチングハブ用の電源が必要となり、設置場所を考慮する必要があります。
・PCへ拡張ボードを取り付けた場合
メリット:
各ポートが独立しているボードの場合、複数台のカメラを接続しても各カメラを高フレームレートにて動作できます。
拡張ボードはPC内に取り付ける為、コンパクトな設計が可能です。
デメリット:
拡張ボードは最大4ポートのボードが多い為、カメラを5台以上使用する際は複数の拡張ボードが必要になります。
カメラ-PCの接続となる為、システム内のケーブルの引き回しが複雑になります。
ノートPCや拡張スロットルに制限があるPCでは対応出来ません。
USB / GigE Vision カメラーカメラは、ベイヤー配列のセンサーを搭載しています。
ホワイトバランスOFF設定時やホワイトバランス設定が適切でない場合、
取り込んだ画像が、緑がかっている画像になる場合があります。
下記手順にて、ホワイトバランス調整を行ってください。
以下、StViewerでのホワイトバランス調整方法です。(USB3 Vision, GigE Vision)
1. 画像取得を停止した後、RemoteDevice → AnalogControl → Balance White Autoにて
「Once」または「Continuous」を選択して下さい。
「Once」→ 一度のみホワイトバランスを自動調整
「Continuous」 → 継続してホワイトバランスを自動調整
以下、StCamsWareでのホワイトバランス調整方法です。(USB3 Vision, USB3.0, USB2.0)
1.「オプション」メニュー → 「設定」 を選択し、設定画面の 「詳細設定」 を選択して下さい。
2.「ホワイトバランス」タブを選択し、「ホワイトバランスモード」の、
「マニュアルWB」,「AWB」,「ワンショットAWB」のいずれかを選択して下さい。
「マニュアルWB」 → 手動でホワイトバランスを調整
「AWB」→ 継続してホワイトバランスして自動調整
「ワンショットAWB」→ 一度のみホワイトバランスを自動調整
シャッタスピード(露光時間) の設定単位は、μs[マイクロ秒]です。
StViewre起動時は原画像(x1)表示の為、カメラによってはStViewer上で画像の一部のみが表示されます。
画像全体を表示する場合は、StViewerのZoom機能を使用し、画像全体が表示される縮小倍率を選択して下さい。
以下の手順で,画像全体が表示される縮小倍率を選択して下さい。
1. 画像取得状態の撮影画面上で右クリックし、”Zoom” → “Fixed Zoom”を選択して下さい。
2. 縮小倍率 → “1/8″, ”1/4″, ”1/2” が選択可能です。
StViewerのZoom機能を使用して撮影画像を拡大・縮小することができます。
ただし、撮影中の画像のみ拡大・縮小可能で、保存画像は拡大・縮小されていない画像となります。
下記の手順で撮影画像の拡大、縮小ができます。
1. 画像取得状態の撮影画面上で右クリックし、”Zoom” → “Fixed Zoom”を選択して下さい。
2. 拡大 → “×8″,”×4″,”×2” 縮小 → “1/8″,”1/4″,”1/2” が選択可能です。
Sentech SDK Packageのインストーラーが入っているフォルダに日本語文字や全角文字があると
インストーラーが起動しません。
英語のフォルダ名に変更し、再度インストールを行って下さい。