USB2.0カメラを複数台接続している場合、PC、USB3.0ホストコントローラーの性能によりフレームレート低下、
カメラを認識しない等影響が出ることがあります。
USB2.0カメラの動作が不安定な場合、以下を確認して下さい。
・ホストコントローラーのドライバ確認
USB2.0カメラを接続しているUSBポートを制御しているUSB2.0ホストコントローラーのドライバが最新か
USB2.0ホストコントローラーのメーカーのサイトにて確認して下さい。
・PCのUSB電源管理を確認
USBのセレクティブサスペンドの設定によっては、USBポートの電源が自動的に切れる場合があります。
省電力モードを“無効”に変更して下さい。
PCに複数付属されているUSB3.0ポートへUSB3 Visionカメラを複数台接続している場合、
PC、USB3.0ホストコントローラーの性能によりフレームレート低下、カメラを認識しない等、
影響が出ることがあります。
USB3 Visionカメラの動作が不安定な場合、以下を確認して下さい。
・ホストコントローラーのドライバ確認
USB3 Visionカメラを接続しているUSBポートを制御しているUSB3.0ホストコントローラーのドライバが最新か
USB3.0ホストコントローラーのメーカーサイトにて確認して下さい。
・PCのUSB電源管理を確認
USBのセレクティブサスペンドの設定によっては、USBポートの電源が自動的に切れる場合があります。
省電力モードを“無効”に変更して下さい。
また、バスパワータイプのUSB3.0のハブを使用してUSB3 Visionカメラを複数台接続している場合、
ハブの性能によりフレームレート低下、カメラを認識しない等影響が出ることがあります。
ハブを使用して複数台のカメラを使用する場合、セルフパワータイプのUSB3.0ハブの利用を推奨します。
ハブの性能等は、ハブ提供メーカーにご確認下さい。
USB3 VisionカメラのパフォーマンスはUSB3.0ホストコントローラ(ドライバ含)の性能、
USBポートからの安定電源供給によって変わります。
USB3.0ホストコントローラー1個でUSB3 Visionカメラ1台の制御を行うように接続すると、
USB3 Visionカメラを安定して使用できます。
必要に応じてUSB3.0拡張ボード等でUSB3.0ホストコントローラーの数を増やして下さい。
USB3.0ポートが1個で、拡張ボード等の増設が難しい場合は、セルフパワーUSB3.0ハブを使用して下さい。
USB3.0ポートに接続されていることを確認して下さい。
USB3.0ポートが複数あるPCの場合、USB3.0ポートでも充電用の場合があり、
安定してフレームレートが取得できるUSB3.0ポートであることを確認の上、使用して下さい。
USB3.0ポートの仕様については、PCの仕様等で確認して下さい。
USB3.0ポートの見分け方は下記になります
・USB端子のコネクターが青い
・USB端子のロゴに「SS」と入っている
デバイスマネージャのユニバーサルシリアルバスコントローラにてPCがUSB3.0に対応しているか確認できます。
USB3.0の場合、”USB3.0″がコントローラー名に含まれます。
USB2.0の場合、”USB2.0”又は”USBエンハンスド”がコントローラー名に含まれます。
Opt-C:Linkカメラを使用する場合、Opt-C:Linkボードが必要となります。
Opt-C:Linkボードにより必要なバス(PCI、PCIe-x4、PCIe-x8等)が異なります。
使用するボード、PCのバス種類を確認して下さい。
6ピンコネクタからの外部電源供給となります。
CoaXPressカメラを使用する場合、CoaXPressボードが必要となります。
CoaXPressボードにより必要なバス(PCI、PCIe-x4、PCIe-x8等)が異なります。
使用するボード、PCのバス種類を確認して下さい。
Camera Link規格でのケーブル長規定は、10.0mまでですがCamera Linkボード、
ケーブルの組み合わせによっては10TAP動作モード時、7.0m以上のケーブルでは正常動作しない場合があります。
5.0m以上のCamera Linkケーブルで10TAP動作モード使用する場合、
ケーブルメーカーに確認し、実使用環境で確認を行って下さい。
Fullコンフィグレーションまたは10TAP動作時は、
Fullコンフィグレーション対応Camera Linkケーブルを使用して下さい。
Camera Linkボードメーカから提供されるソフトウェア、Visionソフトウェアを使用するため、
画像取得ソフトウェアは弊社からは提供していません。
Camera Linkカメラの設定変更(露光時間、動作モード等)用ソフトウェア(CLCtrl2)を弊社から提供しています。
接続実績のあるCamera Linkボード、画像取得ソフトウェアは以下の通りです。
Camera Linkボードメーカ | 代表Camera Linkボード名 | 画像取得ソフトウェア |
Euresys | GrabLink | MultiCam Studio |
Matrox | Solios | MIL |
Deledyne Dalsa | X64-CL, Xcelera-CL | Sapera |
NI | NI1483 | LabView |
Cognex | MVS-8600e | Vision Pro |
アバールデータ | APX3323 | SDK-AcapLib2 |
本情報は、動作保証をするものではありません。
Camera Linkボード及びボードメーカから提供されるソフトウェアを
使用する際は事前に実機での動作確認をお願いします。
Camera Linkボード及びボードメーカから提供されるソフトウェアに関する
お問い合わせはCamera Linkボードメーカへお願いします。
Camera Linkカメラを使用する場合、Camera Linkボードが必要となります。
Camera Linkボードにより必要なバス(PCI、PCIe-x4、PCIe-x8等)が異なります。
使用するボード、PCのバス種類を確認して下さい。
6ピンコネクタからの外部電源供給またはPoE給電(Power over Ethernet)となります。
PoE給電にはPoE給電対応スイッチングハブまたはPoEインジェクタ等、PoE給電機器が必要となります。