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ジャンボフレームとは何ですか?
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ジャンボフレームは、ネットワーク転送単位のパケットサイズを 1500 bytes → 9 kbytes 等に増やし、
1フレームの画像転送に必要なパケット数を減らすことが出来き、転送効率の向上と処理の安定化を実現できます。
(ジャンボパケットも同義です)

例えば、GigE Visionカメラで 2,048 x 1,536 解像度 8bitデータを転送する場合、
1フレームあたり約25,165,000 bytesのデータとなります。
ジャンボフレーム無効時は、約16,780 パケット (25,165,000 / 1,500) 、
9 kbytesジャンボフレーム有効時は、約2,800 パケット (25,165,000 / 9,000) となり、
転送パケットを大幅に減らすことができます。

GigE Visionカメラを接続するネットワークカードが、9 kbytesジャンボフレームをサポートしている場合、
ジャンボフレームを有効に設定して使用することを推奨します。

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USB拡張ボードにUSBカメラを複数台接続した際に、1台接続時に比べフレームレートが低いです
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USB拡張ボードには、
「USB1ポートを1USBホストコントローラーで制御」、
「USB2ポートを1USBホストコントローラーで制御」、
「USB4ポートを1USBホストコントローラーで制御」等、
様々な種類があります。

USBカメラへの電力供給、USBカメラからの画像の処理等から、
フル解像度、フルスピードでUSBカメラを使用する場合、
1カメラ – 1 USBホストコントローラとなる接続構成を推奨します。

4台接続の場合、”4ポート– 4USBホストコントローラ” ボード 1枚又は
”2ポート– 2USBホストコントローラー” ボード 2枚 の使用を推奨します。

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StViewerでの露光時間設定方法を教えて下さい
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カメラには露光モード(ExposureMode)があり、設定フレームレートを維持した最長露光時間となる露光モード(OFF、露光時間は1 / “フレームレート設定”秒)、
露光時間を任意に設定できる露光モード(Timed、露光時間は設定された露光時間)があります。
露光モードが“OFF”の場合、露光時間はフレームレートによって変化し、任意の露光時間設定は行えません。
任意で露光時間を設定する場合は露光モードを“Timed”に設定して下さい。

以下の手順で設定できます。

・露光時間を任意の値で設定する場合
   RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureMode → “Timed” に設定し、露光設定を有効にし、
   RemoteDevice → AcquisitionControl → Exposure Time で、露光時間を設定して下さい。

・露光時間をフレームレートの値によって設定する場合(露光時間は 1 /フレームレート秒)
   RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureMode → “OFF” に設定して下さい。

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StViewerにてROIで解像度を下げたのですが、フレームレートが上がりません
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フレームレート設定、露光時間設定により、解像度を下げたにも関わらずフレームレートが得られていない
可能性があります。
露光時間は、1 / (フレームレート設定)秒以下の設定にする必要があります。

ROI機能使用時、下記の手順にてフレームレートを上げることが可能です。

1. 画像取得停止状態で、RemoteDevice → AcquisitionControl → AcquisitionFrameRate にて、
 目標のフレームレートを設定して下さい。
2. RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureMode にて、露光設定を “OFF” 又は “Timed” に
 設定して下さい。
 “Timed”に設定した場合、RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureTimeにて、
 露光時間を“1 / (フレームレート設定)秒” 以下で設定し、
 RemoteDevice → AcquisitionControl → ExposureAuto にて、自動露光設定を “OFF” に設定して下さい。
3. 画像取得を開始し、フレームレートを確認して下さい。

ROI機能使用時、横方向の解像度を下げてもフレームレートは変わりません。
フレームレートを上げたい場合、縦方向の解像度を下げてください。

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StViewerでGigE Visionカメラが表示されますが、OKボタンを選択できず、カメラが使用できません
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PCのネットワークカードとGigE Visionカメラが同一ネットワーク上に無い為、カメラが使用できません。
ネットワークカードとカメラのIPアドレスの確認、設定を行って下さい。
ネットワークカード (NIC) のIPアドレスは、Device Selection画面のInterface Information、
カメラのIPアドレスは、Device Selection画面のDevice Informationにて確認できます。

以下の手順で設定して下さい。

1. Device Selection画面にて、使用するカメラを選択し、左下のSetIP Addressボタンを選択して下さい。
2. Set IP Address画面が表示されますので、Device ConfigrationのIP Address、Subnet Mask を
  NIC ConfigrationのIP Address、Subnet Maskに合わせて設定してOKボタンを選択して下さい。
  IP Addressは、NIC ConfigrationのIP Addressの左3つの値と同様の値、
  4つ目の値はNIC Configration側のIP Addressと異なる値(1~254)を設定して下さい。
  Subnet Maskは、NIC ConfigrationのSubnet Maskと一致させて下さい。
3. Device Selection画面に戻り、OKボタンを選択して下さい。

下記の場合の設定方法

IP情報 / 各インタフェース NIC Configration Device Configration
IP Address 169.254.237.65 192.168.3.165
Subnet Mask 255.255.255.0 255.255.0.0

1. Device Selection画面にて、使用するカメラを選択し、左下のSetIP Address を選択して下さい。
2. Set IP Address画面が表示されますので、
    Device ConfigrationのIP Addressを169.254.237.50、Subnet Maskを255.255.255.0に設定し、
    OKボタンを選択して下さい。
3. Device Selection画面に戻りますので、OKボタンを選択して下さい。

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StViewerでUSBカメラが表示されません
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USB3Vision カメラ以外のUSBカメラ(USB2.0、USB3.0カメラ)はStViewerを使用できません。
USB3Vision カメラであっても、PCのUSB3.0ホストコントローラーのドライバがインストールされていない場合、
カメラへの電源供給が十分でない場合、USBカメラを認識できません。
PCのUSB3.0ホストコントローラーのドライバが最新かデバイスマネージャー及び、
メーカーのサイトにて確認して下さい。

一部、6ピンからの外部電源入力推奨USB3Vision カメラがあります。

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StViewerでGigE Visionカメラが表示されません
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PCのセキュリティソフトでGigE Visionカメラの接続を遮断している可能性があります。

セキュリティソフトの設定にて、以下の(1)または(2)を実施し、カメラが表示されるか確認して下さい。

(1)「カメラを接続しているNIC」のみ通信許可設定を一時的に行う
(2)セキュリティソフトの設定を一時的に無効にする


(1)設定中、通信許可を行ったNICにてインターネット接続やイントラネットへの接続等はお控え下さい。
(2)設定中、インターネット接続やイントラネットへの接続等はお控え下さい。

カメラ接続を行うPCでインターネット/イントラネット接続等が必要な場合、
セキュリティソフトの設定にて「カメラを接続しているNIC」のみ、
通信許可設定を行って下さい。

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カメラの設定を出荷状態 (初期状態) に戻す方法を教えて下さい
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USB3Vision、GigE Vision、CoaxPressカメラには設定の保存機能、設定の読込機能があります。
カメラに保存されるデータは以下の 2種類あります。
Default: 変更不可の出荷状態(初期状態)データ
UserSet: 変更可能なデータ

Defaultのデータを読み込むことで、カメラの設定は出荷状態(初期状態)となります。

(USB2.0, USB3.0, Camera Link, Opt-C:Link等のカメラはカメラ内部に出荷設定を保持していない為、
設定変更前に設定をファイルに保存し、設定を出荷状態に戻せるようにして下さい)

StViewerカメラの設定を出荷状態(初期状態)に戻す手順は以下になります。

1. 画像取得停止状態で、RemoteDevice → UserSetControl → UserSetSelector → “Default” を
    設定して下さい。
2. UserSetLoad の”Execute”ボタンが有効になりますので、”Execute”ボタンを選択すると出荷状態(初期状態) の
    データが読み込まれます。
3. 設定を保存する場合、RemoteDevice → UserSetControl → UserSetSelector にて
    UserSet1を選択して下さい。
    UserSetSave の”Execute”ボタンが有効になりますので、”Execute”ボタンを選択すると現在の設定が
    UserSet1に保存されます。

RemoteDevice → UserSetControl → UserSetDefaultを ”Default”に設定すると、
出荷状態(初期状態)でカメラが起動し、
RemoteDevice → UserSetControl → UserSetDefaultを ”UserSet1”に設定すると、
UserSet1に保存した設定でカメラが起動します。

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StViewerでフレームレートはどのように確認できますか?
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StViewer上で画像取得時にフレームレートと画像転送速度が画面の右下に表示されます。
XXX[fps] → フレームレート
XXX[Mbps] → 画像転送速度

右下にフレームレートと画像転送速度が表示されていない場合、
以下の方法でステータスバーの表示を有効にして下さい。

1. 画面左上のViewを選択して下さい。
2. Status Bar を選択して下さい。

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SDKを使用して作成したプログラムで画像取得が行えません
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SDKに含まれるビューワーソフトを使用し、カメラが正常に動作し、カメラ、使用環境に問題ないことを
確認して下さい。
カメラ、使用環境に問題ないことが確認できた場合、作成されたサンプルプログラムに起因した問題の
可能性があります。
参考にしたサンプルプログラム名、問題の詳細、エラー情報、開発環境等をまとめ、
技術サポートまでお問い合わせ下さい。

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