コントローラ(RC-HD133)を使用したOSDによる設定変更が可能です。
モニターの画像上にカメラ設定が表示され、設定変更できます。
UserSetで保存される設定は、”Remote Device”のカメラ設定になります。
”Remote Device”以外の設定についてはUserSetには保存されません。
StViewerの”Remote Device”以外の設定は、使用の都度設定するか、
Sentech SDKを使用し、設定保存できるソフトウェアを作成し使用下さい。
カメラ背面の12ピンコネクタのトリガ信号極性設定によっては、トリガ信号入力が無い場合、
画像が出力されません。
トリガ信号極性 (カメラ背面DIPスイッチ または 通信) を確認して下さい。
DIPスイッチ設定
No.6: OFF 正極性(High)
No.6:ON 負極性(Low)
12ピンコネクタからトリガ信号を入力しない場合、トリガ信号極性を正極性 (High) に設定する必要があります。
トリガ信号極性が負極性 (Low) の場合、カメラはトリガ信号待ちの状態となり画像が出力されません。
センシング機能確認用ビューワーソフトについては、弊社まで直接お問い合わせください。
STC-MxV133U3Vのセンシング機能確認ビューワーソフトは、
Sentech SDK Package のインストールが必要となります。
使用前にインストール下さい。
Sentech SDK Packageはソフトウェアダウンロードよりダウンロード下さい。
カメラ動作モードにより、出力される解像度・フレームレートが異なります。
1000fps出力で使用したい場合、Remote Device → Image Format Control → Image Modeから
Mode7 ~ 10のいずれかを選択して下さい。(モードの詳細はカメラ仕様書を参照下さい)
* Mode7 ~ 10を選択した際、センサー出力は4bitsになり、FPGA 内で8bits に変換します。
* Mode10の最大フレームレートは2,000fpsになります。
* Mode7 ~ 10を選択することによりカメラから1,000fpsで画像出力が可能となりますが、
PC環境 (USB3.0ホストコントローラー性能) によっては1,000fpsより遅い出力速度となる場合があります。
Sentech SDK Packageをインストールしコピーされる、
C:\Program Files\OMRON_SENTECH\SentechSDK\v(バージョン)\Development\Doc\StApi\StApi_Jpn.chm ファイル内の、
Windows用サンプルプログラム – C++ – Stviewerに記載されている内容と同様の内容になります。
※別途、StViewerのマニュアルを準備していますので、 必要な場合弊社営業までお問い合わせ下さい。
インストールタイプを「Complete」に設定すると、Development以下のフォルダがコピーされます。
「Typical」ではコピーされません。
StViewer
ビューワーアプリケーションです。
カメラ選択ウィンドウ
StViewer を起動すると、下記のようなカメラ選択ウィンドウが開きます。
カメラが使用可能な状態にある場合は、「カメラを選択後に[OK]ボタンをクリック」もしくは「カメラをダブルクリック」によりカメラをオープンできます。
カメラが使用できない場合は、カメラを選択しても[OK]ボタンが有効になりません。
下記の例では、選択されたGigEVisionカメラとPCが異なるセグメントにあるため、カメラをオープンできません(※)。
カメラ選択ウィンドウ(カメラ使用不可)
※ StViewerでは同一セグメント内のカメラのみ対象としています。
[Set IP Address]ボタンをクリックすると、下記の画面が表示され、
選択されたGigEVisionカメラのIPアドレスを設定できます。
メインウィンドウ
カメラをオープンすると下記のようなウィンドウが表示されます。
メインウィンドウ
画像表示ウィンドウ(Image display window)
取得した画像が表示されます。
ノードマップ表示ウィンドウ(NodeMap display window)
カメラなどの設定に使用されるウィンドウです。GenICam対応カメラやStApiのモジュールでは、実装されている機能がXMLファイルに記述されており、それを基に生成したノードマップから機能の設定や確認が可能です。StViewerのノードマップ表示ウィンドウには、下記のノードマップが表示されます。
ノードマップ表示ウィンドウ
Polling にチェックを入れると、定期的に表示がリフレッシュされるようになります。 Visibility では、表示する設定項目のレベルを Beginner, Expert, Guru の3つから選択します。 Guru を選択するとすべての設定項目が表示されます。 ノードマップ表示ウィンドのNodeMapエリアで選択したノードに対する説明書きやサンプルプログラムが、Descriptionエリアに表示されます。
出力ウィンドウ(Output Window)
カメラのオープンクローズなどのログが表示されます。
10TAP / 85MHzで使用する場合、下記のように使用ケーブルに制約があります。
1.”3m”以下のケーブルを使用する
2.”5m”以上のケーブルが必要な場合は、高性能ケーブルを使用する
上記のようなケーブルの制約での使用が難しい場合は、
カメラからの伝送速度を下げて使用する必要があります。
(10TAP / 66MHz 以下での動作)
STC-S133N (P) カメラ側の制限により、一部ファイルに保存できない項目があります。
「OSDレジスタ読み出し」をオフに設定すると保存可能になります。
ファイルに設定を保存する場合、KSACtrlを起動し、
OSDタブの「OSDレジスタ読み出し」をオフに設定して保存して下さい。
UVCカメラのビューワーの設定により変更可能です。(KSACtrlでは設定できません)
接続しているUSBポートによって選択できる解像度が異なります。
* UVCビューワーによっては変更できない場合があります。
弊社提供のUVCビューワー「StUVCViewer」では設定が可能です。
・USB3.0ポートに接続した場合の解像度
「1,280 (H) x 720 (V)」 または「1,280 (H) x 960 (V)」が設定可能です。
・USB2.0ポートに接続した場合の解像度
「800 (H) x 600 (V)」または「 640 (H) x 480 (V)」が設定可能です。
下記手順にてStCamSWareにてフレームレートを「1/2」「1/4」に下げて使用することができます。
* USB3Visionカメラのように上記以外の任意のフレームレートで使用することはできません。
1.メニューの「オプション」→「設定」を選択し、設定画面の「詳細設定」を選択
2.「その他」タブを開き、「クロック」を「1/2」または「1/4」に設定