下記手順にて、1つのStViewerウィンドウで複数台のカメラ画像を取得できます。
(1)StViewer起動
(2)Device Selection画面にて、カメラ1を選択し「OK」を選択
(3)StViewerにて、File → Openを開き、カメラ2を選択し「OK」を選択
* カメラ3以降は、手順(3)を必要台数分繰り返して下さい。
(4)Stviewerにて、Windows → Tileを開き「Horizontal」または「Vertical」を選択
「Horizontal」・・・1つのStViewerウィンドウに複数台のカメラ画面が横に並びます
「Vertical」・・・・1つのStViewerウィンドウに複数台のカメラ画面が縦に並びます
・カメラ設定時の注意
1つのStViewerウィンドウにて複数台の画像を取得・確認することができますが、
カメラの設定はカメラごとに行う必要があります。
下記画面のように設定を行うカメラの設定タブを選択し、設定を行って下さい。
IPアドレスはUserSetに保存されないため、変わりません。
IPアドレスの設定は変更した際、自動的にカメラ内部のメモリに保存されます。
Sentech SDKのバージョンによっては、一部のGigE Visionカメラ(Mシリーズ)を認識しません。
GigE Visionカメラ(Mシリーズ)を使用する場合、最新のSentech SDK Packageを使用して下さい。
コントローラ(RC-HD133)を使用したOSDによる設定変更が可能です。
モニターの画像上にカメラ設定が表示され、設定変更できます。
カメラのドライバがWindows XPには対応していないため、Windows XPでは使用できません。
STC-S133MIPIのビューワーソフトについては、弊社まで直接お問い合わせ下さい。
UserSetで保存される設定は、”Remote Device”のカメラ設定になります。
”Remote Device”以外の設定についてはUserSetには保存されません。
StViewerの”Remote Device”以外の設定は、使用の都度設定するか、
Sentech SDKを使用し、設定保存できるソフトウェアを作成し使用下さい。
カメラ背面の12ピンコネクタのトリガ信号極性設定によっては、トリガ信号入力が無い場合、
画像が出力されません。
トリガ信号極性 (カメラ背面DIPスイッチ または 通信) を確認して下さい。
DIPスイッチ設定
No.6: OFF 正極性(High)
No.6:ON 負極性(Low)
12ピンコネクタからトリガ信号を入力しない場合、トリガ信号極性を正極性 (High) に設定する必要があります。
トリガ信号極性が負極性 (Low) の場合、カメラはトリガ信号待ちの状態となり画像が出力されません。
センシング機能確認用ビューワーソフトについては、弊社まで直接お問い合わせください。
STC-MxV133U3Vのセンシング機能確認ビューワーソフトは、
Sentech SDK Package のインストールが必要となります。
使用前にインストール下さい。
Sentech SDK Packageはソフトウェアダウンロードよりダウンロード下さい。
カメラ動作モードにより、出力される解像度・フレームレートが異なります。
1000fps出力で使用したい場合、Remote Device → Image Format Control → Image Modeから
Mode7 ~ 10のいずれかを選択して下さい。(モードの詳細はカメラ仕様書を参照下さい)
* Mode7 ~ 10を選択した際、センサー出力は4bitsになり、FPGA 内で8bits に変換します。
* Mode10の最大フレームレートは2,000fpsになります。
* Mode7 ~ 10を選択することによりカメラから1,000fpsで画像出力が可能となりますが、
PC環境 (USB3.0ホストコントローラー性能) によっては1,000fpsより遅い出力速度となる場合があります。