使用しているPCにCDCドライバがインストールされていない、
または、CDCドライバインストール後に、適切な仮想COMポートが選択されていない可能性があります。
※Windows10 ではカメラ接続時、ドライバが自動的にインストールされます。
・CDCドライバインストール手順
下記手順に従ってドライバのインストール、カメラ接続を行って下さい。
KSACtrlのインストール先フォルダを変更しなかった場合、
C:\Program Files (x86)\Sentech\KSACtrl のフォルダ内にドライバ等の
ファイルがコピーされます。
1. C:\Program Files (x86)\Sentech\KSACtrl\cdc\dpinst_xxx.exeを実行し、
CDCドライバをインストールして下さい。
32ビットOSの場合 → dpinst_x86.exe
64ビットOSの場合 → dpinst_x64.exe
2. CDC 用ドライバのインストール正常終了後、USB ケーブルにてカメラとPC を接続して下さい。
自動的にカメラドライバがインストールされます。
ドライバがインストールされるまで数分かかる場合があります。
3.ドライバのインストール正常終了後、一度USB ケーブルをカメラから外し、
再度、カメラとPC をUSB ケーブルにて接続して下さい。
これ以後、UVCカメラが正常に認識され、UVC Viewer 及びKSACtrl からの操作が可能となります。
使用しているPCに、v3.09以前のStCamSWareがインストールされている可能性があります。
v3.09以前のStCamSWareではStGenTL.ctiファイルのインストール先が、SentechSDKと異なるため、
両方をインストールした場合、古いバージョンのStGenTL.ctiファイルが使用されてしまい、
エラーが表示されます。
このメッセージが表示された場合は、StCamSWareをアンインストールし、
v3.10以降のStCamSWareを再インストールして下さい。
STC-CMB401CXP、STC-CMC401CXPは1レーン伝送のみ (DINコネクター1個) のカメラとなります。
4レーン伝送に変更して使用することはできません。
USB2.0カメラでトリガ動作モードに設定する場合、Trigger SDK又は、Trigger SDK付属ソフトを使用して下さい。
下記手順にてTrigger SDKに付属しているStTrgDisplayVC2005ソフトにてトリガ動作モードの設定が行えます。
1.StTrgDisplayVC2005.exe を起動して下さい。
※StCamSWareが起動している場合、StCamSWareを終了して下さい。
64bitOSの場合
StCamUSBPack_JP_(バージョン)\3_SDK\TriggerSDK(バージョン)\bin\x64\StTrgDisplayVC2005.exe を起動
32bitOSの場合
StCamUSBPack_JP_(バージョン)\3_SDK\TriggerSDK(バージョン)\bin\x86\StTrgDisplayVC2005.exe を起動
2.メニュー「Mode」→「Setting」選択後、Setting画面の「Trigger Mode」タブにて“Trigger Mode”を”On”に設定して下さい。
3.「Trigger Source」にてハードウェアトリガまたはソフトウェアトリガを設定して下さい。
Software ・・・ソフトウェアトリガ
Hardware・・・ハードウェアトリガ
USB3.1ポートに接続しても使用できます。
ただ、カメラ自体はUSB3.0カメラのため、USB3.0での動作となります。
(USB3.1ポートに接続してもUSB3.0の性能を越えて高速動作させる事はできません)
下記の①または②の構成があります。
PoE対応構成でない場合、別途6ピンコネクタからの電源供給が必要となります。
①PC1台にカメラ1台接続
②PC1台にカメラ複数台接続
・スイッチングハブを使用する場合
メリット:
4ポート以上のスイッチングハブを使用し、カメラを4台以上使用する際、安価にシステムを構築できます。
スイッチングハブの設置場所によっては、スイッチングハブ-PC間のケーブル引き回しが簡単にできます。
デメリット:
スイッチングハブ-PC間の伝送帯域(1Gbps)により、フリーラン動作 / 高速トリガ動作 で
同時に使用できるカメラ台数もしくは、フレームレートに制限があります。
スイッチングハブ用の電源が必要となり、設置場所を考慮する必要があります。
・PCへ拡張ボードを取り付けた場合
メリット:
各ポートが独立しているボードの場合、複数台のカメラを接続しても各カメラを高フレームレートにて動作できます。
拡張ボードはPC内に取り付ける為、コンパクトな設計が可能です。
デメリット:
拡張ボードは最大4ポートのボードが多い為、カメラを5台以上使用する際は複数の拡張ボードが必要になります。
カメラ-PCの接続となる為、システム内のケーブルの引き回しが複雑になります。
ノートPCや拡張スロットルに制限があるPCでは対応出来ません。
USB2.0のカメラをUSB3.0ポートに接続しても使用できます。
但し、カメラはUSB2.0カメラのため、USB2.0での動作となります。
(USB3.0ポートに接続してもUSB2.0の性能を越えて高速動作させる事はできません)
カメラのレンズマウントに合ったレンズを使用しているか確認して下さい。
CマウントのカメラにCSマウントのレンズを取り付けてもフォーカスを合わせることはできません。
CSマウントのカメラにCマウントのレンズを取り付ける場合、
5mmの変換リング(変換アダプタ)を使うことでフォーカスを合わせることが可能です。
* 変換リングを使用しても、機構上取り付けられないCマウントレンズが一部あります。
DVI/SDIカメラに録画機能は搭載していません。
録画機能のあるレコーダーや取り込みボード等を使用して録画を行って下さい。
CLCtrl2を使用して、工場出荷設定 (初期設定) に戻すことができます。
下記の手順で、工場出荷設定 (初期設定) に戻すことができます。
1. CLCtrl2 を起動し「全読込」を選択して下さい。
2.「全読込」完了後、「Factory -> EEPROM」を選択して下さい。
3. 「EEPROM -> Register」を選択して下さい。
* 「EEPROM -> Register」を選択しない場合、カメラ再起動時に工場出荷設定 (初期設定) で起動します。